栗2キロ茹でました
岩手の親戚から、ジャガイモと栗が届きました。
栗は常温保存には向かないので、クール便で届きました。
栗の鬼皮(外側の厚く固い皮)と渋皮(鬼皮を剥くと出てくる薄い繊維状の皮)の間に、虫が卵を産んでいる可能性があります。
なので栗を常温保存すると数日で孵化してしまうので、届いたらすぐに冷蔵庫または冷凍庫で保存します。
でも2キロの栗を入れるスペースがなかったので、すぐに茹でることにしました。
我が家で一番大きい直径30センチの鍋で、まとめて一気に茹でてしまいます。
おでん、鍋料理の時に大活躍しますが、大量の栗を茹でる時にも使います。
栗はよく洗って、たっぷりの水に一晩浸けておきます。
水に浸けることで、皮が柔らかく剥きやすくなり、また栗に付いている虫を出すことができます。
次の日、水気を切った栗2キロ、水2ℓ、塩大さじ2を鍋に入れて、中火で沸騰させます。
美味しく茹でるコツは①塩を入れることと、②中火で沸騰させることです。
①塩を入れて茹でることによって、アク抜きになり、皮がむきやすくなります。また 塩が栗の甘味を引き立ててくれます。
また、②強火で早く沸騰させるのではなく、中火でゆっくり時間をかけて加熱することにより、甘味が出てきます。
これだけたくさんあると、皮をむくのは無理…。
栗を剥くのに要する時間とストレスを考えると、どうしても剥く気にはなれないので、半分に切って、スプーンでほじくって食べてもらいます。
ゆでた栗は傷みやすいので、必ず冷蔵庫で保存します。
茹で汁は、捨てるのがもったいないほど栄養価が高いので、煮詰め飲んでもOK。
貧血予防、美肌効果が期待できるとか。
足湯にしても、もなかなか快適ですよ。
そして栗のゆで汁は、布を染めることもできます。つまり服に付いたら取れなくなるので、茹でる時は気を付けてくださいね😉